18畳の部屋の壁紙を張替えたいと考えたとき、まず気になるのは費用ですよね。
今回は、壁紙の張替えに関する詳細な情報をお届けします。
18畳の部屋の壁紙を張替える際の費用や、具体的な手順について詳しく解説します。
壁紙張替えの費用は、使用する壁紙の種類や業者の施工料金によって大きく変わってきます。
18畳の部屋で費用を概算するには、以下の点を考慮する必要があります。
【壁紙の種類と価格】
- 一般的な木目や無地のビニールクロス: 1坪(3.3平米)あたり3,000円〜6,000円
- デザイン性の高い壁紙: 1坪あたり10,000円以上
- ファブリック壁紙: 1坪あたり6,000円〜20,000円以上
18畳(約60平米)の部屋で一般的なクロスを使うと、壁紙代だけで約60,000円〜120,000円が目安です。
【施工費用】
- 施工業者による張り替え工事の場合: 1坪あたり2,000円〜5,000円
- DIYの場合: 道具代や養生代が数千円〜1万円程度
18畳の部屋で業者に依頼すると、施工費用が40,000円〜100,000円かかります。
【その他の費用】
- 古い壁紙の剥がし代(業者施工時): 1坪あたり1,000円程度
- クロスカットの加工代(デザインによっては): 1坪あたり500円〜1,000円
壁の状態や張り方の難易度によっても施工費用は変動します。
総額で見れば、一般的な張り替え工事で10万円〜20万円程度が一般的な費用相場と言えるでしょう。
高級クロスなどを選ぶと30万円以上になる場合もあります。
DIYで賄えば費用を抑えられますが、手間と時間がかかります。
壁紙を選ぶ際には、デザインだけでなく機能性も考慮することが重要です。
以下は、代表的な壁紙の種類と特徴です。
- 価格: 手頃
- 特徴: 耐久性が高く、汚れに強い
- 適用: 家全体やリビング、子供部屋
- 価格: 高価
- 特徴: 高級感があり、質感が豊か
- 適用: 応接間や寝室
- 価格: 中程度
- 特徴: 消臭、防カビ、防汚などの機能がある
- 適用: キッチンやトイレ
- 価格: 手頃から中程度
- 特徴: 環境に優しい素材を使用
- 適用: 全室
壁紙を選ぶ際は、デザインだけでなく用途や設置場所に応じた機能面も重視する必要があります。
ここでは、種類別の特徴と選び方のポイントを詳しく解説します。
【一般的なビニールクロス】
・価格は手頃で、豊富なデザインバリエーションがある
・耐久性に優れ、汚れやキズがつきにくい
・お手入れが簡単なので、リビングや子供部屋に最適
・デザインによっては高級感のあるものも
【高級ファブリッククロス】
・天然素材を使っているので質感が豊か
・高級感があり、上品な空間を演出できる
・応接間や寝室向き
・値段が高く、お手入れが手間がかかる
【機能性壁紙】
・消臭、防カビ、抗菌、防水などの機能がある
・キッチンやトイレなど水廻りに適している
・料理の臭いや湿気対策に役立つ
・機能性と耐久性を兼ね備えているが、デザイン性は劣る
【エコ壁紙】
・再生素材や天然素材を使っている
・化学物質の使用が少ないので安全性が高い
・全室で使用できる
・価格は手頃から中程度と幅がある
このように、壁紙はデザインと用途に応じて適切な種類を選ぶ必要があります。
特に水廻りや汚れが気になる場所では、機能性を重視することが賢明です。
一方、くつろぎの空間では質感の高いファブリッククロスがおすすめです。
壁紙選びは部屋の雰囲気作りに大きな影響を与えるので、慎重に検討しましょう。
DIYで壁紙を張替えると、費用を抑えることができます。以下は、DIYの手順と必要な道具です。
- 壁紙
- 壁紙用接着剤
- ヘラ
- カッター
- メジャー
- ローラー
1. 準備: 壁の汚れや古い壁紙を取り除きます。
2. 計測: 壁のサイズを測り、必要な壁紙の長さを計算します。
3. 壁紙のカット: 壁紙を必要なサイズにカットします。
4. 接着剤の塗布: 壁に接着剤を均一に塗ります。
5. 壁紙の貼付け: 壁紙を慎重に貼り付け、ヘラで空気を抜きながら平らにします。
6. 仕上げ: 余分な壁紙をカッターで切り落とし、ローラーでしっかりと固定します。
DIYで壁紙を張り替える際は、適切な準備と丁寧な作業が重要です。
ここでは費用と詳しい手順をご説明します。
【必要な費用】
・壁紙代: ビニールクロスなら1坪(3.3平米)あたり3,000円〜6,000円程度
・接着剤代: 1坪あたり500円〜1,000円
・養生代(マスキングテープなど): 1,000円程度
・道具代(ヘラ、カッターなど): 初回のみで2,000円〜5,000円
18畳(約60平米)の場合、壁紙代60,000円、接着剤代10,000円が目安です。
【準備作業】
1.古い壁紙を完全に剥がす(専用剥離剤を使うと楽)
2.壁の傷みや穴を補修する
3.必要な壁紙の量を計測し、10cmほど余裕を持ってカットする
4.養生をする(窓ガラスや床にマスキングテープを貼る)
【本作業】
1.壁と壁紙の裏面に専用の接着剤を均一に塗布する
2.壁に壁紙を慎重に貼り付けていく(空気が入らないようヘラで抜く)
3.壁紙の継ぎ目は重ね合わせずきれいに合わせる
4.隅々までしっかり圧着し、乾かない内にローラーで転圧する
5.上下の端の余った部分をカッターで切り落とす
施工に慣れていないと時間がかかる作業ですが、コツを掴めば手間を大幅に省けます。
壁の状態や部屋の広さによっても難易度が変わるので、慎重に作業を進めることが大切です。
上手にDIYすれば、プロに依頼するよりはるかに安価で済みます。
業者に壁紙の張替えを依頼する場合、DIYよりも費用はかかりますが、以下のようなメリットがあります。
- プロの仕上がり**: 仕上がりが綺麗で長持ちする
- 時間の節約**: 自分でやるよりも短時間で完了
- アドバイス**: 最適な壁紙の選定やインテリアの相談ができる
- 安心の保証**: 万一のトラブルにも安心
壁紙の張替えを業者に依頼する場合、確かに費用はかさみますが、様々なメリットがあります。
【確かな仕上がり】
業者は熟練した職人が施工するため、壁紙の継ぎ目のつなぎ方や隙間なく貼る技術に長けています。
仕上がりが綺麗で長持ちするのがメリットです。
【短時間で完了】
DIYだと準備や片付けを含めて1週間以上の日数がかかりますが、業者なら通常1日で仕上げられます。
時間の節約ができます。
【専門家のアドバイス】
業者は壁紙の種類や耐久性、インテリア性などについて専門的な知識を持っています。
お客様の用途やこだわりに合わせて、最適な壁紙を提案してくれます。
【安心の保証】
万が一の施工ミスに備えて、業者では責任をもってアフターサービスや保証に応じてくれます。
DIYでは起きにくいトラブルも解決してくれます。
費用が気になる方もいますが、壁紙は長く使う空間の大切な部分です。
プロにおまかせすれば、高い満足度と耐久性が得られるでしょう。
家計に余裕があれば、ぜひ業者に頼むことをおすすめします。
- 実績と評判: 実績があり、口コミの評価が高い業者を選びましょう。
- 見積もり比較: 複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
- アフターケア: アフターサービスが充実しているか確認しましょう。
業者選びのポイントでは、以下の3点を重視することが大切です。
業者の実績と評判は、サービスの質を判断する大きな指標となります。
長年の実績があり、多くのお客様から高い評価を得ている業者を選ぶことで、安心して依頼することができます。
インターネットの口コミサイトなどで、実際の利用者の声を参考にするのが賢明です。
同じ内容の見積もりを複数の業者から取り、料金やサービス内容を比較検討することが重要です。
料金だけでなく、業者の対応、工期、アフターフォローなども総合的に見て、コストパフォーマンスの良い業者を選ぶようにしましょう。
一般的に3社程度の見積もりを取ることが推奨されています。
作業完了後のアフターケアが手厚い業者を選ぶことも大切なポイントです。
万が一トラブルが発生した際の対応や、定期的なメンテナンスなどのフォローアップサービスが充実しているかを確認しましょう。
アフターケアが不十分だと、後々大きな損失を被るリスクがあります。
業者選びは慎重に行う必要があります。
上記の3点に加え、業者の実際の作業現場を見学したり、スタッフとの対話を重ねるなどして、十分に信頼できる業者かを総合的に判断することが賢明でしょう。
壁紙の張替え費用を抑えるためのポイントをいくつか詳しく解説します。
複数の部屋の壁紙を一度に張り替える場合は、業者にまとめて依頼することで費用を大幅に抑えられます。
出張費や準備費用などの初期費用が1回で済むため、1部屋ずつ別々に依頼するよりもコストパフォーマンスが高くなります。
さらに、業者側も効率的に作業できるため、人件費の割引も期待できます。
壁紙の種類や品質によって、コストは大きく変わってきます。
例えば、リビングなどの主要な部屋には高級な壁紙を使い、その他の部屋にはビニールクロスなど一般的な壁紙を使うといった使い分けをすると費用を抑えられます。
また、柄物の壁紙よりも無地の方が安価です。
自分の予算と用途に合わせて、適切な壁紙を選ぶことが重要です。
壁紙が汚れたり、小さな傷がついたりした場合、すぐに張り替える必要はありません。
専用の壁紙修復キットを使えば、自分で簡単に補修できます。
キットには、同系色の補修剤や、ひび割れ補修材、きれいに拭き取るためのクロスなどが含まれています。
定期的なメンテナンスを続けることで、壁紙の寿命を延ばすことができ、張替え費用を最小限に抑えられます。
賃貸住宅の場合、退去時に元の壁紙に戻す必要があります。
そのため、最初から剥がれやすい簡易的な壁紙を選んでおくと、後々の剥がし作業が容易になり、修繕費用も抑えられます。
また、一部屋だけ張り替えたい場合は、同じメーカーの同系色の壁紙を探すことで、部分張り替えが可能になります。
壁紙の張替え費用を抑えるには、事前の準備と計画が重要です。
上記のポイントを押さえつつ、複数の業者から見積もりを取って比較検討することをおすすめします。
18畳の部屋の壁紙張替えは、選ぶ壁紙や業者によって費用が変動します。
DIYで費用を抑える方法もありますが、プロの仕上がりを求めるなら業者に依頼するのも一つの手です。
壁紙の種類や選び方、費用を抑えるコツを理解し、自分のニーズに合った方法で壁紙の張替えを行いましょう。
新しい壁紙で部屋の雰囲気を一新し、快適な空間を作り上げてください。