L字型の家は不幸になる?風水と科学的観点から検証!
「L字型の家は不幸になる?」これは風水が影響しているといわれています。そこで、この記事では風水だけでなく科学的な観点からも、不幸に繋がる要素を解説します。またL字型の家で幸せな暮らしをするためにはどのような風水の対策や工夫が必要なのか解説しています。

L字型の家は不幸になる?風水と科学的観点から検証!

 

L字型の家とは?

 

 

L字型の家とは、アルファベットの「L」字型の建物。

 

建物の形がL字になっている家です。

 

L字型の家は、建物の1辺が長い場合と短い場合があり、また、L字の方位によっても、風水的な影響が変わります。

 

 

 

L字型の家が不幸になるという話の由来

 

L字型の家が不幸になるという話の由来は、風水学に由来しています。

 

風水学では、建物の形や方位によって、その家の住人の運気が左右されると考えられており、L字型の家の風水には「張り」と「欠け」という考え方が存在します。

 

張りとは、建物の一辺の長さを9mだと仮定した場合、3分の1の長さである3m以内の部分が出っ張っている状態です。

 

 

反対に、欠けは3分の2である6m以内の部分で内側に引っ込んでしまっている状態を指します。

 

 

土地であれ建物であれ、四角形に近い形を理想としている風水では、凸凹がない形が良いとされています。

 

L字型の家は、欠けになるケースが多いので不幸になるといわれているんですね。

 

一般的に張りは吉相で、欠けは凶相となります。

 

特に鬼門や裏鬼門の方角に欠けがあると最凶であり避けなければならないといわれています。

 

ちなみに鬼門は北東、裏鬼門は南西の方角です。

 

そして、欠けが複数個ある場合の呼び名を

 

一辺に対して欠けが二つある「二段欠け」
一辺に対して欠けが三つある「三段欠け」

 

といいますが、欠けが多いほど凶の度合いが増えていきます。

 

 

 

L字型の家が不幸になるという話の根拠

 

L字型の家が不幸になるという話の根拠は、L字型の形状が「窮屈」や「孤立」を連想させるため、住人に不安やストレスを与え、それが不幸につながると考えられています。

 

また、風水面や科学的面などで、以下の不幸になる根拠が挙げられます。

 

 

風水面からの根拠

 

 

風水は、家の中心が家の外側にあると良くないとされているんです。

 

L字型の建物には、中心点がないものが多く、中心点のない建造物は何事に対しても動揺しやすく、安定した幸せを維持しにくくなります。

 

 

風水上でも事務所や店舗・工場などがL字型になっていると財気を取り入れにくく、人間関係にも信頼感を欠く状況が続きやすくなるといわれているんです。

 

もちろん、L字型といっても大きな張りがなく、欠けが少ない形であれば大きな問題はありません。

 

最低限、中心が建物の内側にあれば良いでしょう。

 

また、家の形がL字型であり、中心が建物の外にあると病気や不慮の事故などを招きやすいといわれているため、特にこだわりがない場合は避けることをおすすめします。

 

 

科学的面からの根拠

 

間取りの自由度が低い

 

 

L字型の家は、廊下などの動線を確保しようとすれば、部屋の大きさや配置できる位置が限られます。

 

もし、廊下をなくす場合、玄関からリビングや寝室に行くには、ダイニングやキッチンを通らなければならないケースもあり、部屋の配置に気を付けなければプライバシーや清潔さの面で不便となります。

 

また、家具の配置にも工夫が必要になってきます。

 

 

建築費用やメンテナンス費用が高い

 

 

L字型の家は、正方形や長方形の家に比べて、凹凸が多く、複雑な形状をしているため、建築費用が高くなります。

 

特に、壁の2つの面が出会うところの内側のへこんだ部分である入隅(いりすみ)は、劣化しやすいため、補修工事や補強工事が必要になることもあります。

 

 

L字型の家は耐震性が低い

 

 

L字型の家は、正方形や長方形の家と比べて、耐震性が低いと言われています。その理由は、以下の2つが挙げられます。

 

 

地震を受ける角度によって揺れ方が異なる

 

 

L字型の家は、家の形が複雑なため、地震を受ける角度によって揺れ方が異なります。

 

地震の揺れは、家の形に合わせて揺れるため、L字型の家では、縦と横で異なる揺れが生じる可能性があります。

 

縦と横で異なる揺れが生じた場合、家が歪んで倒壊するリスクが高まります。

 

 

L字型の間取りは室温環境が不利

 

 

 

L字型の間取りは、凹凸が多いため、室温環境が不利になると言われています。

 

凹凸により出っ張ってる部屋が、夏は他の部屋と比べて暑いし、冬は他の部屋よりも寒くなります。

 

室内環境が低下すると、ストレスを感じやすくなり、精神的や身体的の面からも病気になりやすくなります。

 

具体的には、以下が挙げられます。

 

 

冷暖房効率が低下する

 

 

L字型の間取りは、正方形や長方形の間取りと比べて、部屋の形が複雑なため、冷暖房効率が低下します。

 

冷暖房は、部屋全体を均一に温度調節することで、快適な室温を保つことができます。

 

しかし、L字型の間取りでは、部屋の形が複雑なため、冷暖房が行き届きにくくなり、効率が低下します。

 

 

結露が発生しやすい

 

 

L字型の間取りは、凹凸が多いため、結露が発生しやすいと言われています。

 

結露は、温度差によって水蒸気が凝結して発生する現象です。

 

L字型の間取りでは、部屋の形が複雑なため、各部屋間で温度差が大きくなり、結露が発生しやすくなります。

 

結露は住宅の劣化を早めるのでメンテナンス費が増えることにもつながり気苦労が増えます。

 

 

断熱性や防音性が低下しやすい

 

 

L字型の家は、壁面が長くなる傾向があるので、大きな窓をとって光をとりいれる間取りが多いです。

 

そのため、断熱材が入っている壁の面積が少なくなり、逆に窓の面積が大きくなることで断熱性が低くなり、室温環境が低下します。

 

また、結果として、防音の役割もしている断熱材が少なくなるので、防音性も低下します。

 

 

L字型の間取りは導線が不便になる

 

 

L字型の家は、部屋同士を隣接しにくい場合が多いため、導線が不便になるというデメリットがあります。

 

例えば、キッチンからリビングに行くのに、L字型の角をぐるっと回らなければならない場合、導線が悪く、家事や生活が効率的に行えません。

 

導線が悪い家は、生活にストレスを感じやすく、不幸感を増長させてしまうと言われています。

 

 

L字型の間取りは家族のコミュニケーションが取りにくくなる

 

 

L字型の家は、やむを得ず、部屋同士が独立する間取りなることもあり、家族のコミュニケーションが取りにくいというデメリットがあります。

 

例えば、キッチンとリビングが少し離れた場所にあり、声が届きにくい場合、キッチンで料理をしている家族と、リビングでテレビを見ている家族は、コミュニケーションが取りずらく、顔を合わせることなく過ごすことになります。

 

家族のコミュニケーションが不足すると、孤独感や疎外感を感じやすくなり、不幸感を増長させてしまうと言われています。

 

 

 

以上、風水面と科学的面からL字型の家が、不幸をもたらすと考えられています。

 

 

 

家づくりを始めるなら、まず「住宅会社の間取りプランの比較」を行ってください。

 

特に不幸になる間取りを避けることは、家づくりにおいて最重要ポイントです。

 

複数の住宅会社から最適な間取りプランを集めることが出来ますし、見比べるだけでも、各社の特徴や強みが見えてきます。

 

さらに、風水面からも、どのような間取りが自分に適しているのかなど、住宅に関する予備知識も自然と身につきます。

 

注文住宅を建てる際、この知識があるかどうかで、選択肢の広がりや判断力に大きな違いが出ます。

 

家づくりを始めるとき、いきなりモデルハウスを訪れることはおすすめできません。

 

営業マンにとって、知識がないお客様は「扱いやすい相手」となってしまうからです。

 

価格の妥当性や設備の内容、材料の質、そして他社のコストパフォーマンスや性能の良さを知らないままでは、営業トークに乗せられてしまうリスクが高まります。

 

ハウスメーカー選びで後悔したくない方は、デザインだけに惹かれるのではなく、性能やコスパに目を向けて、間取りプランや見積りの比較をぜひ試してみてください。

 

生涯一度の家づくりで失敗すれば、経済的な大きな損失だけでなく、日々の幸せにも影響を及ぼします。

 

後悔のない選択をするためにも、しっかり情報を集めてください。

 

 

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L字型の家が不幸になるという話の真偽

 

 

L字型の家が不幸になるという噂は、上記のような理由から生まれたと考えられます。

 

しかし、これらはあくまでもデメリットであり、必ずしも不幸になるというわけではないことに注意が必要です。

 

例えば、室温環境を整えるために日よけシェードを活用したり、導線を改善するために、間取りの配置を工夫したりすることで、デメリットを解消することができます。

 

また、家族のコミュニケーションを活性化するために、リビングやダイニングを広くしたり、共用のスペースを充実させたりすることもできます。

 

つまり、L字型の家が不幸になるかどうかは、家づくりをする際に、これらのデメリットをどのように解消するかによって決まると言えます。

 

 

 

L字型の家を建てる際の風水対策

 

 

L字型の家を建てる際は、以下の風水対策を施すことで、不幸を避けることができると考えられています。

 

 

「壁と屋根、床」で欠けを対策する

 

L字型の家は風水上あまり良くないとされていますが、壁と屋根、床を工夫することで欠けを対策する方法があります。

 

風水ではL字型の家のように、欠けがあると運気が下がると言われています。

 

欠けによって、家の中に良くない気が流れ込んでしまうからです。

 

欠け対策のコツは、欠けている部分を埋めることです。そうすれば、良くない気を遮断して、運気を上げることができます。

 

 

屋根と壁を設置する

 

 

一番効果的な対策は、屋根と壁を設置して欠けた部分を埋めることです。

 

風除室やサンルーム、物置・倉庫などを建てるのがいいでしょう。

 

ただし、欠けを埋めた箇所の窓が使えなくなることや、建ぺい率に引っかかることがないか、専門の業者と相談してから行ってください。

 

屋根を設置するのが難しい場合は、三方または四方を壁で閉じる対策もできます。

 

塀やフェンス、格子、ラティス、駐車場のシャッターなどを使って、欠けているところを見えなくすることができます。

 

 

梁や柱で屋根をつくる

 

 

梁や柱で屋根をつくるのもおすすめです。

 

欠けた部分をウッドデッキやバルコニーのルーフを設置して埋めるのも良いですし、藤棚(パーゴラ)などにつる系の植物をはわすと、見た目もきれいになり、夏は涼しく過ごせます。

 

 

床を敷く

 

 

柱や屋根を作るのは難しい場合は、欠けのところに床を敷くという方法もあります。

 

タイルやコンクリート、レンガなどで、土が露出している状態より凶の影響を軽減することができます。

 

 

その他の風水対策

 

植物を植える

 

 

欠けの部分に沿って、植物を植えることで、気の流れを整えることができます。

 

欠けの部分に沿って、観葉植物として、室内に置いても問題ありません。

 

植物を置くことでも、凶の気を浄化する効果があると言われていますし、比較的ハードルが低いので、おススメできます。

 

 

ライトアップする

 

 

欠けの部分の外壁に照明を設置し、光をライトアップさせることで、気の流れを改善することができます。

 

植物がある場合は、下から上に向かってスポットライトを当てると、木の葉の影ができて、おしゃれに見えます。

 

 

水晶を埋める

 

 

本来の欠けがない場合を想定した角の部分に水晶を埋めることで、土地の気が安定すると言われています。

 

水晶は、風水に興味のある方におすすめです。

 

 

鏡を置く

 

 

欠けの部分に鏡を置くことで、空間を作り出すことができ、気の流れを補うことができます。

 

レストランなどで、空間を広く見せるために使われるテクニックです。

 

欠けと同じサイズの鏡が理想ですが、シートタイプのミラーを貼っても大丈夫です。

 

ただし、直射日光が当たる場所に置くと、火事になる可能性があるので注意してください。

 

 

絵をかける

 

 

欠けの部分に絵をかけることによって、気の流れを調整することができます。

 

ただし、「外」を描いた風景画は、運気をさらに下げてしまうので避けてください。

 

室内にあるものが描かれた絵を選んでおくと良いでしょう。

 

特に手書きの絵画は、強いエネルギーがあると言われているので、おすすめです。

 

 

動物の置物を置く

 

 

欠けの部分に、その方位を表す動物の置物を置くことで、悪い気を消すことができます。

 

 

絵やカーテンなどに動物の柄を取り入れることでも解消できます。

 

インテリアに合わせてたモチーフのデザインを選んでみてください。

 

 

 

これらの対策を施すことで、L字型の家でも、風水的に良い家になると考えられます。

 

 

なお、風水学は、科学的に証明されているわけではありません。

 

そのため、L字型の家が不幸になるという話も、あくまでも風水的な考え方の一つとして捉えることが大切です。

 

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